カンジダ菌と呼ばれる常在菌がホルモンバランスの乱れなどにより発症するものがカンジダです。再発頻度も高いので、気をつける必要があります。

  • ホーム
  • カンジダ膣炎の原因は性行為じゃない?

カンジダ膣炎の原因は性行為じゃない?

パソコンを見てる女性

カンジダ膣炎は女性の5人に1人が発症すると言われている疾患です。
カンジダ膣炎のうち5%は性行為が原因であるとされていますが95%は性行為以外のものが原因で発症しています。
陰部に異常を感じることが多いので性病と思われることがありますが、性行為に関係なく発症します。

カンジダ膣炎発症の一番の原因は免疫力の低下によるものです。
日常生活での過労や睡眠不足、ストレスなどが原因でウイルスなどを排除する力が低下します。
そのためカンジダ菌の増殖を抑えることができずカンジダ膣炎を引き起こしてしまいます。

また妊娠中や月経前、ピルの服用によってホルモンバランスが崩れて発症することもあります。
普段は乳酸菌の力によって常在菌の繁殖を抑えているのですが、ホルモンバランスが変化することによって自浄力が下がってしまい常在菌が異常に繁殖してしまうことによってカンジダ膣炎を発症してしまうこともあります。
その他にもステロイド剤や抗生物質の長期服用によって、善玉菌などのほかの細菌が死滅し、細菌バランスが崩れカンジダ菌が異常に増殖してしまうことがあり、それによりカンジダ膣炎に感染してしまいます。

またカンジダ菌はカビの一種なので適温と湿気のあるところで増殖します。
下着や衣類の通気性が悪いと、外陰部と下着との間で適度に温度が温かくなり湿気が多くなりカンジダ菌を繁殖させてしまうことになります。
カンジダ菌が繁殖するとカンジダ膣炎になるリスクも高くなります。

下着だけではなく、パンティーライナーやナプキンを着けているときも同じ状態になるので危険です。
ナプキンを着けている月経時はホルモンバランスも変化している時なのでより一層感染リスクが高くなっています。
カンジダ膣炎の感染原因で気になるのが、お風呂です。
お風呂では洗い流すなどの行動があるため、カンジダ菌が体に付着したままということはあり得ないので、免疫力が低下している人を除いては感染することはほぼありません。

日常生活でカンジダ膣炎になるのを防ぐこともできる

カンジダ膣炎にならないために日常生活でできることがあります。
一番気を付けたいことは免疫力を落とさない生活を送ることです。
日頃から健康に気を付け、バランスの良い食事をとることや、しっかりとした休息をとり体調を崩さないよう心がけましょう。
またストレスのない生活を送ることも重要です。
ストレス発散方法を見つけてストレスのがたまらないようにしましょう。

ホルモンバランスの崩れはわかりにくいですが、ホルモンバランスが崩れるとお肌の調子も崩れやすいのでお肌の調子を目安にしてもいいかもしれません。
そして繁殖を防ぐためにも通気性の良い下着をつけ予防しましょう。
通気性の悪い下着をつけていると菌を繁殖させてしまいます。
濡れた下着や湿った服などは出来るだけ早く着替えましょう。
パンティーライナーやナプキンの長時間の使用も衛生面、通気性の面からカンジダ膣炎を発症させる原因になります。
こまめに取り換えることを忘れず使用しましょう。

次に入浴中にできる予防です。
清潔に保つためにと石鹸やボディーソープでしっかりと洗う。
この行為はとても良いように感じますがそのことによってカンジダ膣炎を‭引き起こしてしまうことがあります。
石鹸やボディーソープを使うことによって膣や、外陰部の細菌バランスを崩してしまい逆にカンジダ膣炎にかかりやすくなってしまうのです。
陰部を洗うときは石鹸やボディーソープを使わずお湯を流して洗いましょう。

また入浴後はしっかりと乾燥させることも大切です。
その他にもトイレ後の拭き方です。
カンジダ菌は腸内にも存在している常在菌です。
トイレのあと後ろから前へと拭くと腸内にいるカンジダ菌を膣に持ってきてしまうため感染するリスクを上げてしまうのです。

関連記事